限界

①感覚が鈍くなっていると感じること自体が難しい

普段私たちは感覚より思考が圧倒的に優位になっています。そのため、最初は感覚を感じようとしても感じられないということも。セルフコーチングを行う前に、まずは今ここにいるマインドフルな状態になることが必要です。

②曖昧なものと向き合うことに慣れていない方には難しい

感覚フォーカス型セルフコーチングは、曖昧なものを曖昧なままに感じ続けることが必要です。短い時間で分かりやすく説明する・物事の判断をするということに慣れている方にとっては難しいと感じる場合が多くあります。

③ビジネスシーンでのコーチングに活用しづらい

ビジネスシーンではプロセスが明確で再現性が高く、短時間で行動の変化が生まれることが優先されるため、フレームワークはありながら、柔軟性の高い対応が必要な感覚的なアプローチは用いられづらい傾向にあります。

④無意識に避けている感覚やネガティブな感覚は自分で扱うことが難しい

感覚は私たちの無意識の領域を教えてくれますが、中には普段無意識に避けていることも現れます。避けていることや一見ネガティブに感じられる感覚は専門家でないと扱うことが難しい場合があります。 参考書籍:『マインドフル・フォーカシング 身体は答えを知っている

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