限界

①事実と評価や自分の欲求と相手への不満がごちゃまぜになるなど、自分の癖に気づけない場合がある

私たちは普段、無意識のうちに事実と評価がごちゃまぜになったり自分の欲求ではなく相手に対するの文句や期待を言葉にしたりしています。自分がそうなっていることに気づかないと適切な要望をすることも難しくなります。

②「感じない」習慣がついていると自分の感情が捉えづらい

私たちは、たくさんの情報や刺激に囲まれる中で感覚を鈍感にすることが身についています。「今この瞬間感じていること」を言葉にできない人も少なくありません。感じることができないと感情を捉えることも難しいです。

③本当の欲求を認めたくないなどさらなる内面的な課題に対処できない

欲求に対して「こんな欲求を持つのは良くない」と言った価値づけがあると、自分の欲求を認めることが難しくなります。その根本にはこれまでの経験等が関係していることが多く、ひとりでは対処が難しい場合があります。

④欲求のおおもとにある価値観や経験まで掘り下げないため、他者と合意や共感に至れない場合もある

同じ欲求でもその根底には固有の経験があります。しかし人は自分ではそれが自分固有のものであるとなかなか気づくことができません。自己に対する掘り下げが十分でないと、他者の価値観との擦り合わせが難しくなります。

参考書籍:『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 新版

こちらの書籍では、感情や欲求を表現する言葉についても多様な例が紹介されています。