行動はどうやって生まれるのか

私たちの行動はどうやって生まれるのでしょうか?

「行動しよう!と言って、行動が生まれたら苦労しないんだけどなあ…」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

そうなんです。私たちが行動をするためには、その土台となるものが必要です。

それが、安心と自信です。

まず私たちにとって最も大事なのは、「ここにいていいんだ」「ここにいることを認めてもらっている」という安心感です。 安心がなければ、私たちは自分自身の存在を認めてもらうためにエネルギーを使おうとします。 相手の気を引く言動をしてみたり、逆に極端に行動をやめてみたり…。

いずれにしろ、自分自身の安心感を得るためのものであり、取り組むことそのものに喜びを感じるのとは違う種類の行動が起こります。

もちろん、その結果何かしらの学びは生まれますが、自分自身が安心感を得るための行動を続けていると、行動している本人も周囲の人も、どんどんと疲弊していってしまいます

そして、安心の次に必要なのが自信です。

自信と聞くと、「自信満々」みたいな様子を想像されるかもしれません。

そんなに大げさなことでなくていいんです。

しかし、行動のためには「よし、やってみよう」と少しでも思えることが必要です。

もし「やってみよう」と思えていないのに、渋々、もしくは嫌々行動していたとしたら…その行動は長くは続かないでしょう。

まずは安心、さらに自信、その二つの土台があってはじめて私たちは行動続けていくことができるのです。

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