10分間の取り組みではない

1日の始まり、そして1日の終わりの短い対話での問いや関わりについてご紹介をしてきました。

色々なポイントをご紹介したので、「結局どれを使えばいいの?」「10分では終わりそうにない!」と思っている方もいらっしゃるかもしれません。

そうですよね。

私も「こんなに話してたら時間がいくらあっても足りなさそう」って思います。

そうなんです。

安心をつくること、自信をつくること、行動を後押しすること。

これらは短い時間でちゃちゃっとできることではないんです。 コーチングでは、通常、最初のセッションでしっかりと時間をかけて関係性の土台をつくります。だからその後、限られた関わりの中でも相手の成長を後押しできるようになります。

リアルな場でも、あなたはきっと、色々な工夫をして、試行錯誤をして、その結果、成長の後押しができていたのではないでしょうか。

大事なのは日々小さな積み重ねをしていくこと。

「10分で終わり」ではなく、「1日10分の積み重ね」として見ていくことです。

「気が遠いなあ」と思うかもしれません。

そうですよね。新しいことを始めるときって、その先の道が果てしなく長く見えたりします。

それでもやっぱりあなたはこれまで、何かをコツコツと続けてきたから今があるのではないでしょうか? 「できるようになりたい」というのは、あなたの中にすでに「できる力」があるからこそ思うことです。

最後に、10分間の取り組みを続けていくための心構えを3つづつご紹介します。

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