離れている相手の成長を後押しする10分間ダイアローグ
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    • このBookletの使い方
    • 対話について
  • 今私たちにどんな変化が起こっているのか
    • まずは現在の状態を見つめてみる
    • 今手に入れたいものを見つめてみる
    • 朝のヒトコマを思い出してみる
    • 挨拶が伝えること
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    • 今はどんな関わりをしていますか?
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    • 行動が生まれる関わりとは
    • 存在を受け入れていることを伝える
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    • 信頼していることを伝える
    • リアルな場だからこそできたこと
    • あなたがこれまで出来ていたことは?
  • 行動はどうやって学びになるか
    • 行動から学びを振り返る
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    • 学びを後押しするために効果的な問いとは
  • 一日の始まりのショートダイアローグ
    • 1日の始まりの対話のポイント
    • 存在を受け入れていることを伝える対話
    • 関心を持っていることを伝える対話
    • 信頼していることを伝える対話
  • 一日の終わりのショートダイアローグ
    • 1日の終わりの対話のポイント
    • 上手くいったことから学ぶ
    • 上手くいかなかったことから学ぶ
    • まずは相手をよく観察してみる
  • ショートダイアローグで一番大切なこと
    • 10分間の取り組みではない
    • ショートダイアローグが上手くいく秘訣
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    • 終わりに
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このページ内
  • ①変化に気づいてそれを伝える
  • ②プチニュースを聞く
  • ③今の気分や気持ちを聞く
  1. 一日の始まりのショートダイアローグ

存在を受け入れていることを伝える対話

まず一番の土台となる安心を作る後押しになるのは、相手の存在を認めていることが伝わる関わりです。

挨拶をするというのは、リアルな場でもオンラインでも共通してできることですが、さらにできることは

①変化に気づいてそれを伝える

画面の背景が変わった、服装が長袖から半袖に変わった、などちょっとしたことで構いません。そしてそれを無理に褒める必要もありません。ただ「変化に気づいているよ」と伝えることが、相手の存在に注意を向けているよというサインになります。

②プチニュースを聞く

例えば週明けであれば、週末どんな風に過ごしたかや、最近観た映画・読んだ本などの話でも構いません。ちょっとしたことを聞くという行為そのものが、相手の存在を認めていることを伝えることにつながります。

③今の気分や気持ちを聞く

「気分」や「気持ち」というのは、今日一日の仕事や勉強の内容には直接関係ないかもしれません。だからこそそれを聞くことで「あなたのことを気にかけていますよ」ということを伝えることができます。

これらは、自分からも伝えることで相手も自分のことについて話がしやすくなります。オフィスや教室であればその空間にいることで暗黙のうちに「私たちは一緒にいますね」という感覚を持つことができますが、オンラインでは「一緒にいる」ということが体験できる働きかけが必要になります。

これまですでに、オンラインのイベントなどで(リアルな場でも)「チェックイン」を行なうことも多かったですよね?

オンラインが当たり前になったからと言って、みんながオンラインでも自然と一緒にいられる感覚を持つようになったわけではありません。手軽にオンラインでつながることができるからこそ、物理的に違う空間にいることを乗り越えるための「チェックイン」が重要になってきます。

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最終更新 5 年前